個人輸入、ショップ、中小企業の方の為の輸入代行サービス
輸入代行28年の豊富な実績。法人案件実績多数

TOPブログ2024/04/17

輸入にかかる関税、消費税について

2024/04/17
発信者 : ISHIZUKA

「関税は別途かかりますか?」
「個人輸入でも消費税はかかるのですか?」
といった質問をよくいただきますので、簡単にご説明させていただきます。

関税・消費税について

関税

海外から日本に商品を輸入する場合、商品価格に応じた関税の支払いが必要になります。金額(税率)は、商品、原産国、価格等により細かく分類されています。
支払い先は税関(財務省)です。ただ日本の場合、現在ほどんどの海外製品は、関税は無税(0%)で輸入できます。

但し、例外があり、原材料、食品類、衣類、シューズには関税がかかります。

もう少し詳しく知りたい方は、税関の発表している一覧をご参照ください。

税関:「1204 主な商品の関税率の目安(カスタムスアンサー)

消費税

海外から日本に商品を輸入する場合、全ての商品に、商品価格+国際送料の10%相当の消費税(輸入消費税)の支払いが必要になります。
支払い先は日本の税関(財務省)です。これは個人宛の商品にも課税されます。

但し、例外があり、一万円以下の商品については個人輸入の場合は免税になります。また食品や個人向け貨物の場合は、税率が軽減される場合があります。

尚、当社の輸入代行をご利用いただく場合は、当社が代行輸入させていただいた商品を依頼者の方に再販売するかたちになりますので、一万円以下の少額の場合でも消費税10%を課税させていただく必要があります。

また手続き上の事情で、食品類や個人輸入目的での軽減税率の適用は行っておりません。

海外の諸税(消費税、付加価値税、州税など)

本来、商品を海外から日本に輸出する場合は輸入者(日本の購入者)は、海外の諸税を支払う必要はないのですが、現実には支払わなくてはならない場合がほとんどです。これは海外旅行で買い物をした場合でも免税店での買い物以外は、現地の税金を支払う必要があるのと同じ理由です。

海外の個人から購入する商品には海外の税金は含まれていませんので、日本に送っても税金の還付はありません。

アメリカebayで購入した商品には、売り手が個人の場合や中古品の場合でも自動的にebayからアメリカ国内の税金(州税)が追加で加算されるようです。ebayの説明では条件によっては還付がうけられるような記述がありますが、現実には還付はできないと考えて下さい。