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個人輸入で注意しなくてはいけないこと

2020/02/05
発信者 : ISHIZUKA

最近、個人や個人事業主の方が初めてご自分で海外から商品を輸入される時、日本の税関で必要な輸入申告手続きを船会社、航空貨物会社または通関代行業者から断られるケースが増えているようです。
ご注意下さい。

税関

理由は、「取引実績のない個人顧客は説明や手続きに手間がかり、少額なのでビジネスとして引き合わないから」だと想像できます。

そのようなことでお困りの場合は、お気軽に筆者にご相談下さい。

もちろん、税関での輸入手続きは、貨物の到着した港や空港にある税関に出向けば、輸入者ご自身でも輸入手続きをすることができます。個人の方でも、手続きに慣れれば難しくはないのかもしれません。感覚としては、自動車のユーザー車検と同じです。

手順としては、

  1. 船会社や航空貨物会社に貨物の到着確認
  2. 運賃等の諸費用の支払い
  3. 税関に提出する輸入申告書の作成
  4. 税関への輸入申告
  5. 輸入関税、輸入消費税の支払い
  6. 税関の輸入許可
  7. 船会社や航空貨物会社で貨物引取

になります。
慣れていない場合は、まる一日かかると思った方がいいかと思います。

残念ながら筆者も自分で税関申告をした経験はありません。
ただ、はじめて成田空港で輸入貨物を受け取りに行ったときは、引取場所や要領がわからないので3時間位かかってしまった経験がありました。

船便貨物でしかも商品点数が多数あるような場合は、貨物によっては、貨物の開梱、X線検査、税関立会検査、港内での貨物の移動が必要になりますので、一日では終わらない場合も多いです。

個人の方の輸入貨物は、税関も注意をしているようですので、内容確認に時間がかかるかもしれません。

筆者の考えとしては、以下のとおりです。

  1. 平日日中に時間がとれて、しかも港や空港に近い方は、ご自分で輸入手続きをされるのもいいと思います。
  2. 商品点数が少なく、内容も単純な場合は、ご自分で輸入手続きをされるのもいいと思います。
  3. 港(船便)より空港(航空便)の方が、自分で輸入手続きがし易い。
  4. 大空港(成田、羽田、関空)より地方空港の方が輸入手続きは混雑していないので、比較的親切に対応してくれる。
  5. 横浜、東京、神戸、大阪港は、敷地も広く、混雑しているので、要注意です。

※港内か港付近は大型トラックや荷役機器が忙しく動き回っていますので、車で行かれる場合は、くれぐれも運転や駐車場所にご注意下さい。