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海外から家具の個人輸入をご検討中の方への
注意事項

2020/09/30
発信者 : ISHIZUKA

前回のブログ(2020-9-02)に引き続き、家具の個人輸入の際に気をつけるべきことについてお話しします。

家具の梱包について

家具を海外から輸送するためには、ほとんどの場合『輸出梱包』が必要になります。
輸送中のキズや破損を防ぐためには、木箱に入れたり木枠で囲んだり、段ボールに入れる必要があります。

木箱梱包

木箱梱包

木箱梱包

木枠梱包

木枠梱包

ダンボール梱包

ダンボール梱包

尚、自然木を使用した木材で梱包する場合は、下の写真のような熱処理証明の刻印が付いていないと国際輸送には使用できませんので、注意が必要です。
(外国から木材について害虫が侵入するのを防ぐため)

パレット

また、一人では安全に運ぶことのできない商品は、フォークリフトで移動できるようにパレットに載せる必要があります。

フォークリフト

写真のパレットは、ヨーロッパで標準的なユーロパレット(Euro Pallet)と呼ばれる木製パレットです。(サイズは80 x 100cm)

木製パレット

木製パレット

日本国内の配送について

このような輸出梱包をした場合、家具のサイズや重量よりも、梱包後のサイズや重量は大きく重くなります。

大きさによりますが、木製パレット1枚の重量が15kg位木箱の重量は20kg以上になると思われます。

梱包後のおよその目安としては、家具のサイズ(たて x よこ x 高さ cm)の各辺に10cmを加えるか、1.5から2.0倍のサイズ・重量を想定していただく必要があります。

また、家具を梱包されたまま日本に到着してからご自宅まで運びたい場合、注意が必要です。

運送会社の標準配送サービスは、ドライバー1名でのルート配送になります。ドライバー1名でトラックから安全に荷物を降ろすことができない場合、ご自宅前の路上からご自宅の中まで、依頼者の方がご自身でトラックから家具を降ろす必要があります

これができない場合は、梱包を開梱して中の商品だけお届けするか、別途、作業員や荷役機械をあらかじめご準備していただく必要があります。

また、マンションの高層階への配達、駐車スペースの確保できない路上での受け渡し、大型トラックが侵入できない狭い場所への配達、休日・夜間の時間帯の配達は、特別な手配が必要になります。

梱包を開梱した後の梱包廃材の処分も、業者に依頼する場合は処分費用が必要になります。

日本の家具店で商品を購入される場合、上記の面倒な心配は販売店の方に手配していただけると思いますが、個人輸入の場合は全てご自分で手配しないとならない場合が多いと思います。

弊社では、このようなお悩みのご相談も承っております。
お気軽にお問合せください。